ドイツ生まれの箔押し機Prägnantのワークショップ

製本のために開発された、ドイツ製箔押し機のワークショップを開催します。10月20,21日の両日に、東京品川区のOTA BOOK ARTSさんで4回にわたって行う予定です。PräGnantを実際に使ってみたい!使い方を詳しく知りたい!方はぜひご参加ください。

製品のご注文も可能です(※ワークショップに参加された方への特典あり)。ドイツの製本家の間では、長きにわたって必須の道具として愛されている優れた機械ですので、ぜひこの機会に実際に体験して頂ければ幸いです。


実際に使用している動画はこちらから ご覧いただけます。


「ドイツ生まれの箔押し機Prägnantのワークショップ」★詳細★


ドイツ生まれのプレグナントは、上から下に押す箔押し機械ではなく、ハンドルを使って、手前から奥に押し付けるように使う箔押し機です。
ワークショップで用いるプレグナントは、講師の徳永が修業していたときの親方、ハンブルク製本工房のメッツ氏(ハンブルグのオーバー・マイスター)とシュメート社が1988年に共同開発した機械で、今日のヨーロッパでは、多くの製本工房、スイス・アスコナの製本学校やイギリスの製本学校でも広く使われている箔押し機です。最も小さいサイズのものであれば持ち運びも簡単で、キャリーケースで移動もできます。
プレグナントは、手で箔押しする感覚に限りなく近いかたちで、きれいに確実にタイトルなどを押すことができます。また様々な細かいアレンジや工夫ができるため、特に手製本をする方の表紙作りにおすすめです。是非、一度、感触を味わってみてください。


ワークショップでは、この箔押し機の基本的な使い方だけでなく、メタリックの箔、本金箔、色箔を多様な素材に押してみたいと思っています。また活字や模様を使ったデザインの可能性も提示します。
プレグナントがあれば、これからの作品づくりに新たな可能性が広がります!
この度、日本で初めてのご紹介になりますので、ぜひご参加ください。


講師: 徳永直子 (午前の部)
  : 太田泰友 (午後の部)
日時: 10月20日(土) 午前のクラス 10:00 - 12:30
午後のクラス  14:00 – 16:30
    21日(日) 午前のクラス 10:00 - 12:30
午後のクラス  14:00 – 16:30

 

*午前の部、午後の部と内容は変わりません。また、午前の部は太田が、午後の部は徳永がアシスタントとして参
加いたします。
         
会場: OTAブックアート 東京都品川区小山2-16-3(東急目黒線 武蔵小山駅から徒歩7分)
参加費:7500円 (材料費、お茶代込)
定員:各5名  (機械は2人に1台です)
参加ご希望の方は【10月15日】までにnaoko@zwillinge.jp までお申し込みください。
※今回のワークショップではご参加いただきました方を対象に優先予約受付会も行います。

 

販売元:株式会社ザマ貿易


<講師紹介> 


太田泰友
1988年生まれ、山梨県育ち。ブック・アーティスト。OTAブックアート代表。
2017年、ブルグ・ギービヒェンシュタイン芸術大学(ドイツ、ハレ)ザビーネ・ゴルデ教授のもと、日本人初のブックアートにおけるドイツの最高学位マイスターシューラー号を取得。
これまでに、ドイツをはじめとしたヨーロッパで作品の制作・発表を行い、ドイツ国立図書館などヨーロッパやアメリカを中心に多くの作品をパブリック・コレクションとして収蔵している。
2016年度、ポーラ美術振興財団在外研修員(ドイツ)。
www.ota-bookarts.jp

 

徳永直子
福岡県育ち。製本家。
ドイツ・ハンブルク大学在学中に製本・修復工房で研修生としてアンケ・メッツ氏に指導を受けた後、池袋コミュニティーカレッジのルリユール工房にてエコール・プログラムを修了。双子の妹と共に、ツヴィリンゲとしても活動しています。
www.zwillinge.jp